【小暑】 鷹乃学習
(たかすなわちたくしゅうす)
その昔 鷹狩りの獲物は王食卓に並ぶための重要な食材であったそうです。食文化に鷹も貢献しているのですね。
海老沢泰久著「美味礼賛」は辻調理師専門学校の校長だった辻静雄氏の半生を描く半自伝小説です。未だ日本に西洋料理が根付いていなかった時代、彼は学校の存続をかけて本物の西洋料理を学べる学校を作るために奮闘します。小生が小さいころはテレビで「料理界の東大」のキャッチコピーが流れていましたが、本作を読みそこに至るまでの過程がいかに壮絶なものだったのか思い知りました。
さて写真はこの週末テレビでも紹介されまくっていました国立西洋美術館です!今回の世界遺産認定をうけて建築家ル・コルビュジエが再度注目されています。
出版業界ではもうずいぶん前から彼の著作について出版準備が行われていた模様です。恐るべし先読み力は鷹の視力にも負けていませんね。
四季折々の美しい日本各地の風景やご自慢のお写真を投稿ください!
投稿はこちらから→bookinter@intage.com